spearfish

Fairey Spearfish

フェアリー スピアフィッシュは、1943年に英海軍から出された建造予定の超大型ジブラルタル級空母搭載用の艦上爆撃、雷撃機である。大型空母の長い飛行甲板を想定し、魚雷が収納できる大型の爆弾倉、連装砲塔、胴体後部下面の水上索敵レーダーなどを装備した10t近い大型機となり、エンジンには2500Hpを発生するブリストル・セントーラスを搭載した。開発したフェアリーはソードフィッシュは成功したもののそれ以来アルバコア、バラクーダと不振が続いており、このスピアフィッシュでは大胆な設計で挽回をはかろうとしていた。しかしセントーラスの不調などにより開発に手間取り初飛行は終戦後の1945年夏となり搭載予定の大型空母の建造も中止となり、活躍の場を失ったスピアフィッシュは4機の試作のみで製造中止となる。発動機:ブリストル・セントーラス57 空冷18気筒 2585 h 武装:12.7mm機銃X2 12.7mm旋回機銃X2 魚雷 × 1 または爆弾910 kgまたはロケット弾 × 16発 乗員:2名

フェアリーが主力雷撃機の座をアヴェンジャーにうばわれてしまい、お家芸である艦上雷撃機の不振を払拭すべく開発したのがこのスピアフィッシュですが、当時につきものである大馬力エンジンの開発遅延から登場時期を逸してしまいました。飛行特性はよくわかりませんが、もう少し登場時期が遅くなりターボプロップ化すれば案外良い機体になったような雰囲気も感じさせます。

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