Grigorovich IP-1

グリゴロヴィッチIP-1は1931年に初飛行した、独自の発想による無反動砲を装備したソ連の戦闘機。両主翼下に装備した76.2mm無反動砲は、砲身の後部から砲弾と同質量の錘を発射することにより、大口径砲の射撃反動を打ち消す事ができた。この大火力により一気に爆撃機を撃墜しようとしたが、砲弾携行数が一門あたり5発と少ないうえ、装填に時間がかかるなど実用性が低く、結局通常の20mm機銃に置き換えられたものの、安定性に欠けるなど問題が有り90機の配備に留まった。
エンジンはクリモフM-25星形9気筒750Hp、全備重量1.8t
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