Curtiss F6C HAWK
米海軍最初のカーチス製艦上戦闘機

カーチス・ホークシリーズの元祖である陸軍のP-1をベースとして開発され、1920年代終わりから1930年代初期にわたり海軍の主力戦闘機となった。このF6Cの成功によりカーチスは海軍の艦上戦闘機メーカーとしての地位を築く。F6Cは当初カーチス製液冷V12気筒435HPを搭載していたが、採用機の空冷エンジン化という海軍の方針決定によりP&W空冷9気筒に変更され、その後の空冷エンジン集中化の流れを作ることとなる。

アメリカ海軍艦上戦闘機は後にグラマンに席捲されますが、このころはカーチスとボーイングの機種が採用されていました。特にこのホークシリーズは改良を重ね、陸軍、海軍、海兵隊に至るまで採用され、一つの時代を形成していました。
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