Grumman XF5F Skyrocket

グラマンは米海軍の高速艦上戦闘機の開発要求に対して小馬力発動機双発による合計出力で速度性能を実現しようと、主翼より前方の胴体を無くして2基のエンジン胴体をできるだけ接近させ、空気抵抗を減らすという特殊な機体構成をとった。しかしこの構成により着艦時の視界が極端に悪くなり、後に機首を延長するなどして通常の双発機と変わらない構成となってしまうなど開発に手間取る中、F6Fや双発のF7Fの開発が進んでおり、XF5Fは1942年に開発中止となった。発動機:ライト・サイクロンR1820 9気筒(1200Hp)X2 最大速度:616Km/h

双発の高速機にこだわり、主翼より前方の胴体を無くして双発エンジンを接近させ、胴体面積減少とともに空気抵抗を減らすというアイデアは一見効果がありそうですが、実は単にバランスの悪い双発機だったという事ですね。発想は面白いですが・・

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