Lockheed T-33A Shooting star

朝鮮戦争で活躍したF-80をベースにしたT-33Aは、1956年、川崎重工でノックダウンながら国産第一号ジェット練習機として生産され、航空自衛隊に受領された。以来43年間、航空自衛隊で数多くのパイロットを育ててきたが、1999年の事故をきっかけに2000年4月、残念ながら正式に退役が決定した。
イラストは最後まで入間基地に所属していた総隊司令部飛行隊所属機。この飛行機も武蔵野の空ではたいへんポピュラーであった。遠心式ジェットエンジンの独特な爆音が聞こえて見上げると、ピンと伸びた主翼に本機の特徴である翼端タンクが誇らしげだった。

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