Boeing F4B-4
陸軍型のP-12とともに大量採用され1930年代の米陸海軍の主力戦闘機となった機種です。初期型のF4B-1での羽布張り胴体から、-3からは金属セミモノコック構造となり近代化されましたが、引き込み脚、密閉風防と大馬力サイクロンを装備したFF以降のグラマン艦上戦闘機シリーズにとって代わられ、戦闘機メーカーとしてのボーイングから爆撃機など大型機主力のメーカーに変化していきます。F4Bは機体全体にたいへんまとまりが有り、複葉、金属モノコック胴体、オープンコクピット、という構成の戦闘機としては一つの完成型だと思います
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