フォッカー D21
あまり馴染みのないこの機種はオランダ領インドネシア政府の要望で、コストの安い戦闘機としてフォッカー社により開発されました。安価な事からデンマーク、フィンランドなどに輸出され、フィンランド空軍では対ソ連戦で活躍しました。本国オランダでも小数機が対独戦で使用され緒戦で活躍を見せました。
金属フレーム木金混合構造、固定脚、エンジンはブリストル・マーキュリーと、簡素ながらまとまりのある機体で、イメージの重なる中島97戦とフォッカーD21は共に1936年初飛行です。双方の機体の大きさはほぼ同じなのですが、重量/馬力は97戦の970kg/780HPに対し、D21は1450Kg/830HP、最大速度は双方ともに460Km、翼面積がわかりませんが97戦の方が軽快な運動性で優勢であったことが想像できます。97戦の全金属製に対してD21は後部胴体は鋼管羽布貼りで、構造的にも97戦の方が先進的でした。
このページに掲載されたイラストおよび写真の著作権は作者であるnagに属します。無断転載を禁止します。All Right reserved by nag(2010)