三菱 B2M2 八九式2号艦上攻撃機

大正13年制式採用の十三式艦攻の後継機種として三菱がブラックバーンに基本設計を依頼して完成したのがこの八九式艦上攻撃機です。
前出のシャーク同様ブラックバーンですが、低速での空力安定性に欠ける上、三菱「ヒ式」液冷V12600HPは信頼性が低く、各部を改良して2号艦攻となりますが、性能的にも先代一三式と大差ないことがわかり早々に次の九二式艦攻(一三式ベース)に代わることになります。なお、八九式は昭和四年に海軍機の呼称が皇紀年号式に代わった最初の制式機でもあります。

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